【痺れ】坐骨神経痛の原因はお尻の筋肉だけじゃない!
こんなお悩みはありませんか?
• 腰からお尻、足にかけての痛みやしびれが気になる
• 長時間座るとお尻や太ももが痛くなる
• 立ち上がる時や歩き始めに足が重く感じる
• 腰を曲げたり、前かがみで痛みが悪化する
• 足に力が入らず、つまずきやすい
これらの症状に心当たりがある方は、坐骨神経痛の可能性があります。
坐骨神経痛は、腰から足にかけて伸びる坐骨神経が圧迫されることで起こる痛みやしびれです。筋肉の緊張や骨盤のゆがみが原因となることが多く、放っておくと症状が悪化することもあります。
この記事では、坐骨神経痛の原因や関係する筋肉、そして予防・改善に効果的なアプローチについて詳しく解説します。
長引く痛みやしびれにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
坐骨神経痛とは? 〜神経の圧迫による痛みとそのメカニズム〜
坐骨神経痛とは、腰から足先まで伸びる坐骨神経が圧迫・刺激されることで生じる痛みやしびれを指します。坐骨神経は、腰椎から始まり、お尻や太ももの裏、ふくらはぎ、足先までつながる、人体で最も長く太い神経です。
坐骨神経痛の特徴的な症状
• 腰からお尻、太もも裏、ふくらはぎにかけての痛みやしびれ
• 長時間の座位や立ち仕事で痛みが悪化
• 足に力が入りにくい、歩行時に違和感がある
• 前かがみや腰のひねりで痛みが強くなる
これらの症状は、筋肉の緊張や骨盤のゆがみなどが原因で発生することが多く、適切な筋肉へのアプローチが重要です。
坐骨神経痛の主な原因 〜筋肉の緊張が引き起こす神経圧迫〜
坐骨神経痛の多くは、筋肉の緊張や硬直による坐骨神経の圧迫が原因です。特に以下の筋肉が大きく関与しています。
① 梨状筋(りじょうきん)
お尻の深部にある筋肉で、坐骨神経の真上を通っています。この筋肉が硬くなると、直接坐骨神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こします。
② 大腰筋(だいようきん)・腸腰筋(ちょうようきん)・腸骨筋(ちょうこつきん)
腰椎から太ももの骨(大腿骨)にかけてつながるインナーマッスル群で、姿勢保持や骨盤の安定に関わります。これらが緊張すると、骨盤や腰椎のバランスが崩れ、坐骨神経に負担がかかります。
③ 中臀筋(ちゅうでんきん)・小臀筋(しょうでんきん)
お尻の側面にある筋肉で、骨盤の安定性や股関節の動きに関与します。これらが硬くなると、骨盤が不安定になり、坐骨神経への圧迫が強まります。
④ 大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
太ももの前側の筋肉で、骨盤の前傾に関わります。大腿四頭筋が硬直すると、腰椎への負担が増加し、坐骨神経に悪影響を及ぼします。
⑤ ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉群)
大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋で構成される筋肉群。これらが硬くなると、骨盤の動きが制限され、坐骨神経への圧迫が増します。
⑥ 腹斜筋・腹横筋(コアの筋肉)
体幹のインナーマッスルで、骨盤の安定性を支えています。弱化すると骨盤や腰椎が不安定になり、坐骨神経に負担がかかります。
⑦ 広背筋(こうはいきん)
背中の大きな筋肉で、腰椎と骨盤の動きに関与します。広背筋の硬直は、腰の可動域を狭め、間接的に坐骨神経を圧迫します。
坐骨神経痛の予防で気をつけるべきこと
坐骨神経痛は、日常生活の改善や習慣の見直しで予防・再発防止が可能です。以下の点に注意することで、坐骨神経への負担を軽減できます。
① 正しい姿勢を意識する
• 長時間の座位では、腰に負担がかからない姿勢を心がける
• デスクワークの際は、背筋を伸ばして座る
• こまめに立ち上がり、軽くストレッチを行う
② 骨盤の歪みを防ぐ生活習慣
• 足を組む・片足重心などの偏った姿勢を避ける
• ソファや柔らかい椅子に長時間座ることを控える
• 正しい靴選び(クッション性があり、足に合う靴)を意識する
③ 筋力・柔軟性の維持
• ウォーキングや軽いストレッチで筋肉の緊張を防ぐ
• 体幹トレーニングで骨盤や腰椎の安定性を高める
• お尻や股関節周辺の筋肉をバランスよく鍛える
④ 冷え対策と血行促進
• 冷えは筋肉の緊張を生みやすいため、腰回りやお尻を冷やさない
• 温熱療法(ホットパック・入浴)で血流を促進
⑤ 適切な体重管理
• 体重が増えると、腰や下半身への負担が増大し、坐骨神経の圧迫リスクが高まります。
• バランスの取れた食生活と適度な運動で体重管理を心がけましょう。
坐骨神経痛改善における筋膜リリースの重要性
筋膜リリースは、坐骨神経痛の改善において非常に重要な役割を果たします。筋膜は、筋肉や骨、内臓を包み込む薄い膜で、全身に張り巡らされています。この筋膜が癒着や硬直を起こすと、筋肉の柔軟性が失われ、坐骨神経に悪影響を与える原因となります。
NAGA式筋膜リリース
全身¥18,000- 半身(上or下)¥9,000- 筋膜リリースって? 筋膜リリースは、私たちの体の『包装紙』のような役割をする筋膜にアプローチする施術です。 筋肉を包む筋膜…
筋膜リリースの効果
• 神経圧迫の緩和:癒着した筋膜を緩めることで、神経への圧迫が軽減されます。
• 血流・リンパの改善:筋膜が柔軟になることで、血液やリンパの流れがスムーズになり、炎症が軽減します。
• 可動域の拡大:筋肉の柔軟性が向上し、骨盤や腰椎の動きがスムーズになります。
当サロンでは、症状に応じて深層部の筋膜リリースを行い、筋肉の緊張を和らげることで、坐骨神経痛の根本改善を目指しています。
まとめ
坐骨神経痛は、梨状筋・大腰筋・腸腰筋・腸骨筋をはじめ、中臀筋・小臀筋・大腿四頭筋・ハムストリングス・腹斜筋・腹横筋・広背筋など、全身の筋肉のバランスが密接に関わっています。
当サロンでは、これらの筋肉と筋膜の状態を丁寧に整え、根本的な改善と再発防止を目指した施術を提供しています。長引く痛みや違和感でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。