ED薬と漢方薬 マムシ・すっぽん・高麗人参
バイアグラが発売されてから、レビトラ、シアリスなども発売され、最近ではジェネリック薬もたくさん出ています。ED薬は即効性のある効果で重宝するものですが、日本でも昔から精力増強や滋養強壮の漢方薬などがあります。
今回は、そんな漢方薬について調べました。
東洋医学と西洋医学の違い
西洋医学と東洋医学は考え方が全く違います。西洋医学での治療は出てきた症状に対して、その症状を抑える局所的なアプローチを行います。
一方で東洋医学においては、出てきた症状に対して、なぜその症状が出てきたのかという根本的な原因を探り、改善をはかります。
西洋医学は即効性があります。東洋医学においても鍼灸などは痛みをすぐに抑える治療もありますが、ほとんどは体質を改善していくような長期的な施術になります。
注意しなければいけないのは、手術や投薬によって症状は消えたけれども、その症状が現れた原因を改善しなければ、また同じような症状や、別の症状として現れてくるものです。
代表的な漢方薬
マムシ
マムシは毒蛇ですが、中国では昔から精力増強や滋養強壮に効果があると考えられています。マムシの皮と内蔵を取り除いて乾燥させた生薬は「半鼻(はんぴ)」、マムシの胆のうは「蛇胆(じゃたん)・まむし胆」と呼ばれています。
効能としては毒消や、新陳代謝、滋養強壮、精力増強などに効果があるとされています。現在でも多くの滋養強壮ドリンクや、漢方薬にも使われています。
すっぽん
すっぽんは亀の一種です。中国では3000年前から食べられていたと言われ、世界三大美女の一人、楊貴妃も好んで食べたと言われています。日本でも1000年以上前から食べられていましたが、当時は上流階級の人しか食べれませんでした。
江戸時代ごろには、滋養強壮に効果があるとされ、庶民にも広がりました。現在は養殖の技術が発達し、ほとんどのすっぽんは養殖です。
高麗人参
朝鮮人参、オタネニンジンとも言います。中国では2000年前の文献にも登場し、日本では徳川家康も愛用したと言われています。栽培には5〜7年かかり、収穫した後は10年は他の作物が育たないと言われるくらい、土地の養分を吸い尽くすとも言われています。
医学的な研究では高麗人参には「ジンセノサイド」という有効成分が含まれていることがわかっています。
カルサイネイザン
カルサイネイザンの施術はタイに古くから伝わるもので、東洋的なものです。そのため、即効性は低いですが、内臓や生殖器及び生殖器周へんのデトックスマッサージを行うことで、体が改善していくとタイでは考えられています。
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