女性は男性よりも2倍うつになりやすい

 精神疾患はここ、30年で2倍くらいに増えています。一生涯では5人に一人くらいは何らかの精神疾患になると言われており、その中でも一番多いのがうつです。そして、うつ男性よりも女性の方が2倍もなりやすいと言われています。

 大きな要因は毎月の月経によりホルモンのバランスが変化しますし、出産や閉経なども体に変化を及ぼします。

女性がうつになりやすいタイミング

①月経前

 月経の前には、些細なことでイライラしたり、気分が落ち込んでしまったりするという方がいます。これは、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に変化するためだと考えられています。一般的には月経が終わると落ち着きますが、月経が終わってからも続く場合は医師への相談も必要です。

②マタニティーブルー

 約3〜5割の女性が経験すると言われています。出産後から2週間くらいの間に、ふとした時にいきなり涙が止まらなくなったり、落ち込んだり、イライラしたりという症状があらわれます。こちらも原因はエストロゲンの減少だと考えられています。段々と落ち着いていく場合は問題ありませんが、出産後から1ヶ月以上経っても症状が続く場合は「産後うつ」の可能性もあります。

③産後うつ

 マタニティーブルーと症状は似ていますが、1ヶ月以上続いている場合は「産後うつ」の可能性があります。これはホルモンのバランスだけでなく、育児による寝不足や、不安やプレッシャーによるストレスに原因があるかもしれません。

 このような場合は、マタニティブルーと違って放っておいてよくなるというものではありませんので、対策が必要となってきます。完璧にこなさなければいけないと考えている完璧主義の方が産後うつになりやすい傾向にあります。家事や育児はある程度手抜きでいいと割り切った理、パートナーやご両親の協力をお願いするなどできれば改善できます。

④更年期

 40代50代で女性ホルモンであるエストロゲンが減少していきます。更年期障害と言われるように、うつの症状だけでなく、関節痛、めまい、吐き気などのさまざまな症状が出る場合があります。

女性に負荷がかかりやすい社会

 男女共働きの社会は女性に大きな負担がかかっていると考えています。男女雇用機会均等法ができてから女性の社会進出が増え、現在は70%を超える女性が働いています。一方で、家庭では女性が家事や育児をすることが多く、女性の負担が増えています。このように女性に負担がかかりやすい社会が、女性にストレスをもたらし、うつの原因となっていると考えられます。

自分でチェック ストレスを溜めている人の症状

 以下のような症状がある場合は、要注意です。

・やる気が出ない

・朝起きたくない

・寝付きが悪い

・いきなり涙が出てきた

・食欲がない

・動悸がする

・手に汗をかく

・飲酒や喫煙の量が増える

ストレスに対処する方法

①相談する
 上記の症状がある場合は、相談できる人に相談してください。精神科にも早めに相談にいくことで症状の軽いうちに改善できる場合があります。

②腹式呼
 ストレスがかかっていると呼吸が浅くなっています。夜寝る前に、腹式呼吸を行うことで毎日のストレスを軽減することができます。

③瞑想 
 瞑想をして、心を整えることは、溜めたストレスを軽減するとともに、日々のストレスがたまらないような心を作ることができます。

④リラクゼーションマッサー
 セルフマッサージでも効果的ですが、たまにはゆっくりとお気に入りのリラクゼーションサロンに出かけてください。当サロン「NAGA」ではカルサイネイザンというタイに古くから伝わる内蔵や生殖器周辺のデトックスマッサージを提供しています。