【体の不調】冷え性を舐めてはいけない

冷え性は体質ではない

冷え性は立派な体の不調の症状です。冷え性の人は手足が冷たくて眠れない、室温が高くても手足だけ冷たい、等といった賞状が見られます。

冷えは血液やリンパの巡りを悪くし、むくみや老廃物がたまって起きる肩こり等を引き起こす原因にもなります。

大きな原因の一つに筋力不足があります。

筋肉は代謝で熱を作り出したり、血行を良くする働きがあるため筋肉量が減ると血行不良になります。

冷え性のタイプと対策一覧

①四肢末端型(ししまったんがた)

特徴…いわゆる末端冷え性と呼ばれるもので、手足やその末端が冷える。肩こりや頭痛を感じやすい。

対策…炭水化物、タンパク質などの栄養素をしっかり取る。

②下半身型

特徴…30代以降に多い。

手は温かいが足は冷たいのが特徴。上半身に汗をかきやすい。

対策…デスクワーク等で下半身の筋肉が固まっている事が多いため、ストレッチが有効。お尻の筋肉をほぐすと良い。

③内蔵型

特徴…手足や身体の表面は温かいが、お腹が冷えやすいタイプ。身体の末端よりも、二の腕や下腹部、太ももなどが冷たい。

対策…食べ過ぎに注意する。汗のかきすぎなどで身体を冷やさないようにする。白湯を飲む習慣をつける。

④全身型

特徴…常に体温が低い。一年中冷えているため自覚症状がない人が多い。

対策…適度な運動をする。規則正しい生活、栄養バランスの良い食事を心がける。

冷え性と低体温症は違います

冷え性とは、体温の高さに関係なく身体に冷えを感じる状態。低体温症は身体の深部が35度以下になる状態。各種臓器が正常に動かなくなり、命に関わるため非常に危険です。気温が低い環境にいる時に、体温を上げるための代謝が体温低下に追いつかなくなると起こります。